2020/02/03 - なぜ冬剪定をするのか その1

投稿者 :David Austin Roses on

冬剪定といえば、「何を切ればいいのか、わからない」という話をよく耳にします。
そこで「何を切るか」の前に、「なぜ切るのか」を考えると、わかりやすいと思います。

まずは、「代謝」です。
バラは切らずに放っておくと、伸びて木になります。
そうすると画像のように、木になった部分はシュートがでず、上の方しかシュートがでない(咲かない)バラになります。
画像の悪いサンプルのようにならないため、毎年冬(休眠期)に切り戻し、代謝をさせる必要があるのです。

つまり元気のない枝を切り取り、新しい枝を育て、病気に強くする、と考えるとわかりやすいかと思います。
ハサミが何回も入って形が悪くなったり、木化して良いシュートがでなくなった枝。
気温が低いときに伸びた、細く色の良くない枝。
つまようじの先やネズミのしっぽの先のような、細くて短い枝。
そのような枝から生える葉っぱは、病気にもなりやすいです。
冬のうちに切り取りましょう。


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