デビッド・J・C・オースチン

追悼
デビッド・オースチン・ロージズ 会長
1958–2026

デビッド・J・C・オースチンが、家族に見守られながら、シュロップシャーの自宅で永眠いたしましたことを、深い悲しみとともにお知らせいたします。デビッドは、希少かつ進行性の神経疾患であるクロイツフェルト・ヤコブ病(CJD)と診断され、闘病を続けておりました。

デビッドは、父である故デビッド・C・H・オースチンがイングリッシュローズの育種家として世界的な評価を得始めた1990年、シュロップシャー州オールブライトンにある家族経営の事業に加わりました。それから30年以上にわたり事業を率い、専門ナーサリーとして培われたブランドを、世界中のバラ愛好家に親しまれる存在へと発展させました。その歩みの中で、美しく芳香豊かなバラを育種するという理念は、常に事業の中心にあり続けました。

デビッドの子どもたちであるリチャード、ジェームズ、オリビアは、次のように述べています。

「何よりもまず、お父さんはガーデナーでした。それが彼の本質でした。祖父が描いたビジョンを、謙虚さと揺るぎない責任感をもって受け継ぎ、常にバラと家族の事業、そしてそこで働く人々を自分自身よりも大切にしていました。親切で控えめでありながら、遊び心と冒険心を持ち、人生を心から楽しむ人でした。病ともまた、人生と向き合ってきたのと同じ勇気と品位をもって向き合いました。何よりも、彼は私たちの父でした。どれほど恋しく思うかは、言葉では表しきれません。私たちは、父を心から誇りに思っています。」

オースチン家は、デビッドの療養を支えてくださった医療・介護関係者の皆様、そして闘病中に温かい励ましと支援を寄せてくださったすべての方々へ、深く感謝申し上げます。
デビッド・オースチン・ロージズは、経験豊富なリーダーシップチームのもと、オースチン家の次世代と緊密に連携しながら、これまでと変わることなく事業を継続してまいります。世界中のパートナーの皆様、そしてバラを愛するすべての皆様に最高のバラとサービスをお届けするという使命は、今後も変わることはありません。