バラを育てる

バラを植える時期

極端な天候は別として、バラは原則として年間を通じて植えることができます。避けた方がよい極端な天候とは、地面が凍結している時や水浸しの時、また、真夏に晴天が続き、地面が乾燥している
特に適しているのはいつですか、とよく尋ねられますが、上記のような極端な天候を避ければ、いつでも問題ありません。

バラを植える場所

バラは非常に丈夫で用途が広いので、ガーデンのあらゆる場所でさまざまな使い方ができます。(植栽例はこちら)バラを健康に育てるために、以下のことを考慮しながら植える場所を選ぶとよいでしょう。

1.十分に太陽光が当たること

• バラは太陽の光を受けて健康に育ちます。少なくとも1日4時間は日が当たる場所を選んでください。
• 日当たりは大切ですが、北向きの場所にバラを植えても(直射日光が当たらない場合でも)バラは育ちます。半日陰に向く品種のリストはこちら

2.他の植物と近すぎないこと

• バラを他の大型の植物の近くに植えてしまうと、水分や太陽光の取り合いになってしまいます。
• 他の植物からは1m、バラ同士でも互いに60cmほど離すとよいでしょう。
• 枝が張り出している木の下は避けましょう
 
強風にさらされる場所を避けること

• 常に強風に吹かれているような場所では、根元がぐらついてしまいます。強風で株が揺れ動いて斜めになったり、極端な場合では枯死の原因にもなり得ます。
• 植え方の注意事項を確認してください。
• すでに植えてあるバラで根元がぐらつくなどしている場合は、土を踏み固めてください。必要に応じて支柱を立ててもよいでしょう。

 


 

バラを植える

下記のリンクよりお選びください
 裸苗(シュラブローズ)を植える
 裸苗(つるバラ)を植える
 鉢苗を地植えにする

水やり

水やりは、植物を育てる上で極めて重要なポイントだと言えるでしょう。水やりを適切におこなうことで、バラは健康に育ち、長期間にわたって花を咲かせます。

水の量
1回の水やりで与える水の量(目安)
• シュラブローズ5リットル
• つるバラ10リットル
• ランブラーローズ10リットル
• スタンダードローズ10L
• 鉢苗5リットル

 水やりのタイミング
水やりのタイミングは、季節やバラの状態により異なります。その年の雨量によっても変わります。だいたいの目安は以下のとおりです。

11月~2月
水やりは、ほぼ不要です

3月~4月
暖かい日が続く時は、水やりの間隔が21週間以上あかないようにしてください。
植えたばかりの株:2-3日おきに水やりをしてください 
植えてから1年以上経過した株:1週間に1度水やりをしてください

5月~10
植えてから1年以上経過した株:1週間に1度以上水やりをしてください。花が咲き始めたら、ぐったりしていないか気を付けて見てください。暑さでもしおれることがありますが、ぐったりしているのは水不足のサインでもあります。

植えてから半年以内の株:1~2日おき (1か月ほどして根が十分に張ってきたら前述の「植えてから1年以上経過した株」に準ずる)

用意するもの
水の量を把握しやすいので、ジョウロで水やりをするとよいでしょう。ただし、庭にたくさんバラを植えている場合は、ホースから直接水やりをする方が実用的です。

水やりの方法
• バラの根元に水をかけてください。根元付近から水が流れ出てしまう場合は、少し時間をおいて水が土にしみ込んでから続けて水をやってください。
• 花や葉には水をかけないでください。特に夕方以降。特に夕方以降、葉に水が残っていると、病気を誘発することがあります
• ジェット噴射やホースからの強力な水圧ではなく、バラ用の目盛りが付いたシャワーヘッドで水やりをしてください。専用ヘッドがない場合は、ホースからの水圧が強すぎないように気を付けてください。


特に注意を必要とするケース
• 植え付けたばかりのバラ
• 壁際に植えたつるバラ(乾燥しやすい)
• 砂質土壌に植えられたバラ
• 鉢植えのバラ

 


 

施肥


バラには肥料が欠かせません。特にイングリッシュローズは繰り返し花を咲かせますので、栄養が必要です。バラの良さを最大限に引き出すためにも、忘れずに肥料をやりましょう。

時期
地植えのバラは、年間を通じて23回。施肥するとよいでしょう
• 芽が動き始める時期(寒肥) 2月下旬~3月頃(大阪府)
• 一番花が終わった後。返り咲きを促すため(お礼肥え) 6月中旬頃(大阪府)
• (追肥)8月下旬頃(大阪府)

剪定
下記のリンクよりお選びください
 シュラブローズの剪定
 つるバラの剪定
 剪定のワークショップを予約する

 


 

マルチング

マルチングをすることで、土壌の乾燥を防ぎ、雑草の生育を抑えられます。

時期
マルチングは年間を通じて効果がありますが、3月頃、春の初め頃が特に効果的でしょう。

マルチング材
マルチングには細かいバークチップをお勧めします。

方法
• まず、花壇の草を取り除きます
• 次に、株の周りから、花壇の土全体を3cmほどの厚さでバークで覆ってください。バークできちんと覆われることで、土壌が保湿され、雑草が生えにくくなります。

チングをする時に土が乾いている場合は、マルチングの前か後に水やりをしてください。


 

病害虫対策

薬剤を散布して害虫を駆除する

よく見る害虫と言えばアブラムシとイモムシです。

薬散のタイミング
見つけたらすぐに薬剤を散布してください。

方法

• アブラムシやイモムシは、ついてすぐであれば手で駆除できます。
• 薬剤を使用する時は、使用方法をよく読んでお使いください。

薬剤を散布して病気を予防する

バラの主な病気と言えば、さび病、黒星病、うどんこ病などです。デビッド・オースチンのイングリッシュローズは比較的病気に強い品種ばかりですが、環境により、薬剤を散布した方がいい場合もあります。

タイミング

病気に気付いた時点ですぐに薬剤を散布してください。早期対応で病気が広がるのを防ぎます。

方法

お使いの薬剤の使用方法に従ってください