シュロップシャー・ラス 裸苗 - Shropshire Lass
デビッド・オースチンのコレクションの中で、もっとも背の高いつるバラの一種です。
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![]() 鉢苗 |
デビッド・オースチンが作出したイングリッシュローズの中でも、最も背が高く堂々としたクライミング品種のひとつ。
花は大きな一重咲きで、つぼみは淡いピンクを帯びていますが、開花とともにやさしいブラッシュホワイト(ほのかに赤みを含んだ白)になり、やがて純白へと変化していきます。清楚で素朴ながらも印象的な美しさがあり、初夏の庭に爽やかなアクセントを添えます。
香りは甘さと温かみをあわせ持つ、ミルラ(没薬)系の優雅な芳香。控えめながらも品のある香りが、やさしく漂います。
この品種は一季咲きで、春から初夏にかけて一斉に咲く豪華な開花が最大の見どころ。その後は返り咲きしませんが、秋にはたっぷりとローズヒップ(実)を実らせ、季節の移ろいとともに美しい景観を演出します。
樹勢は非常に強く、大型のつるバラとして高く伸びるため、アーチや高い壁面、フェンスなどへの誘引に適しています。葉は艶やかで健康的な緑色。株全体が非常に丈夫で育てやすく、寒冷地から温暖地まで幅広い環境に適応します。
1968年にデビッド・オースチンが作出した初期の品種のひとつで、イングランド中西部の田園地帯「シュロップシャーの乙女(Shropshire Lass)」にちなんで名付けられました。 素朴で自然体の美しさが、まるで英国の田園詩の一場面のような雰囲気を感じさせる、味わい深いバラです。
カテゴリー | イングリッシュローズ |
(Summer Flowering Varieties) | |
育種者 | David Austin |
花形 | 一重 |
サイズ | 大きい シュラブ状 小さい つる状 |
強健性 | 強い |
香り | 軽い |
開花性 | 一季咲き |